なんの腹の足しにもならない

なんの腹の足しにもならない

クローゼットは壊れない。

 

私の部屋のクローゼットの扉はすぐネジが緩む。

私はクローゼットがどうゆう仕組みになってどう直したら良いのか、という様な事はめっぽう苦手でございます。

 

以前は恋人が居たから、直してもらっていました。でも、ねじを締めても締めても。また2ヶ月もすれば緩んで扉が斜めになってしまう。

別れて10日頃、ネジの緩みはじめたクローゼットを眺めて、もうこの扉は壊れたままなのか。と思っていた頃

 

母がうちにやって来ました。そして、母がクローゼットを直してくれて

 

「でもすぐに緩んでしまうだよね、このクローゼット」と私が言うと

「その時は気になってる男の子にでも頼めばいいのよ」と言われた。

娘にそんな雑な恋愛アドバイスしていいものかとも思うけれど、母は少し変わっているので、母らしい言葉だと思った。

 

あれから2ヶ月以上経った。

クローゼットは全く壊れない。

前の恋人よりも母の方がクローゼットを直すのが上手かったのか、握力が強かったのか、クローゼットは壊れる気配が全くない。

そして私はクローゼットが壊れるのを待っていたら平成が終わる方が先だと悟った。

 

 

 

そもそもクローゼットが壊れたと言って気になってる男の子を家に招き入れる女はちょっときもい