なんの腹の足しにもならない

なんの腹の足しにもならない

たまには目先の気持ちを。

 

心はこわばってるくせに、頭は痛いので小狡さを発揮してしまった。

ただ今人との距離感の鋭さまでロキソニンで散らしているためか、なんなのか、

 

私がずっと何となく気になっていた事を、顔を引きつらせながら教えてくれた人は話し終わるととても緩やかで臆病な表情に変わり

目の前で見たこのない表情を大量に見てしまうと、相当な大仕事を終わらせているんだろうな、と何故か妙に客観視してしまった私は溶けた氷とミックスジュースの沈殿を混ぜながら、安心した。

 

目の前にいるのは機械すら人扱いするような人だ。

私は人の顔に対して敏感で、飲食店に居ると顔が多くて挙動不審になってしまう。昔から。人の顔を異様に覚えてしまう癖があって、どうでもいい店員の顔なども覚えてしまいがち。だから席の仕切りが甘い飲食店などは

顔、顔、顔、顔、顔、顔

と、すごい情報量が頭に飛び込んでくる。特にその日はアルコールを1滴も飲まなかったから。

そのせいか体調のせいか、安心する話のせいか、あんまり正解じゃないことを口走ったかもしれない。目先には正しかったのかもしれないけれど。

 

毎晩、蛍はもう死んだのだろうか。この数日の寒さで死んでしまっただろうか。と考えてしまう。去年は蛍を多分見ていない。

もうすぐ夏のはずなのに、夜はまだ寒くて半袖だと奥歯がすり減りそうになる。

一年中この変な気温だったらいいのにと思ってしまうのは、今の気分に非常に適しているからかもしれない。

でもずっとこのままというわけにはいかないのでしょう。

これから高確率で暖かくなる。よっぽどな異常気象でもない限り。

それはきっと希望的保留みたいに。